2/3にあったことを忘れないように
先生から教えてもらった検査結果を忘れないように
ここに書きとめておきます。
午前九時 れんをつれて病院にいく。
キャリーバックに入れる直前にトイレに入った。
色、量、問題なし。
先生にいうと「膀胱炎はなおったとみていい」とのこと。
問題は嘔吐。
何が原因かを突き止めるために
血液検査とレントゲンをとることになった。
「夕方四時ごろに連絡をいれます」といわれ、
れんを先生にあずけて、一人帰宅。
電話は12時前にかかってきた。
「血液検査で異常が出た」と。
受話器を持つ手が震えて血の気がひいた。
レントゲンでも、おなかにガスがたまっているのが
うつったという。
「現在バリウムを飲ませて、レントゲンを再度とっているので
もう少し時間がほしい。夕方六時ごろには
きちんと説明ができるので、来てほしい」といわれる。
ちょうど昼休みに入った家人に連絡をいれ
少し話をする。
きちんと話ができたのか、あまり覚えていない。
夕方まで、何もできずにぼんやりとすごす。
夕方六時、不安な気持ちを抱えつつ
「しっかりしろ」と自分を叱咤しながら
病院に向かった。
先生はまず血液検査の結果を説明してくれた。
血球計算は問題なし。
異常があったのは血液生化学検査という
詳しい分析結果だった
「CK」…クレアチンキナーゼの測定値が3545
正常値の10倍の数値だった。
「消化管の閉塞性疾患の際に、高い値が出る」とのこと。
そこで先生が次におこなったのがレントゲン検査
腹部の単純撮影を2枚。
腸管にガスがたまっているのが確認できた。
だが単純撮影だけでは細部が確認できないので
バリウムを飲ませて時間の間隔をおいて撮影をする。
先生からレントゲン写真の詳しい説明をきく。
バリウムを飲んでから五分後の写真
胃から小腸へ液体が流れていくのが確認できる。
45分後の写真。
腸管が太くなり、大腸へバリウムが流れたようだが
「ここで止まっているんです」
それから数時間後の写真をみても
バリウムはなかなか進まない。
そして、何かこまかい影がいくつも見える。
「何か小さな破片のようなものが腸の下の方にたまっているようだ」と
それって食べ物ではないということか。
先生は「おそらく異物」だと答えた。
小さな破片のようなものが、大腸まで来たが
便として出ずにたまっていったんだろうと。
小さな破片、で思いついたのは
「紙」だった。
れんはダンボールや広告の紙に噛み付く癖がある。
時々、かじった紙の破片が床に散らかることがあるので
「れんはよく散らかすなぁ」とは思っていた。
もしや、それが胃の中に入って・・・?
先生は「そういう癖があるなら紙の可能性がある」と
言われた。
12月に毛玉症で吐いていたときも、
すでに腸に異物がたまり始めていたのではないかという。
異物が大きいと腸閉塞ですぐに手術が必要だが
れんの場合、異物が非常に小さいのと
便は出ているので
まず下剤を飲ませて、便として出すことに
チャレンジする。
もし、それで異物が出ない場合は
2/6金曜に手術をする。
れんは帰宅してokといわれたが
「ごはんははいてもいい。でも水を飲まなかったり
水を飲んでもはくようなら、脱水症状がでるのが危険なので
すぐ病院に連れてくるように」といわれた。
皮下補液という注射をしてもらい、
下剤をもらって帰宅した。
暗い夜道を
れんをのせた自転車をこぎながら
「私がちゃんと見てなかったせいだ」
「れん、ごめんよごめんよ」
「もっとしっかりしないと。面倒みないと」
といろんなことを思った
泣きそうになったが
「ここで泣いてどうするよっ!!」と
ぐっとこらえた。
私が元気じゃなきゃ、れんを守れない。
帰宅してすぐ
れんは食べる気マンマンで
いつもご飯を食べている定位置にすわったので
まずはカリカリを食べてもらう。
が、すぐに吐く。
だが、嘔吐は一度きりで、その後順調に食べたので
ほっとした。
水もちゃんと飲んだ。よかったぁ。
家人が帰ってきたので
れんをだっこしてもらい
私は下剤とラキサトーンを飲ませる。
ご飯を食べてはうろうろしていたれんだが
今現在、やっと落ち着いて椅子の上で寝ている。
あとは便が出ればいいのだが。
最近のコメント