「短い言葉」のチカラ
家人は食事の時に必ず「いただきます」「ごちそうさまでした」をいう人です。
最近は、仕事から帰宅してお弁当を出して「ごちそうさまでした」と言いながら台所に置いてくれます。
昔はあまり意識していなかったのですが、「短い一言」は大事な言葉だと気が付きました。
実は料理が得意でない私は、正直「お弁当作るの面倒だな」と思うことがしばしばですが
家人に「ごちそうさまでした」といわれると「じゃあまた明日も作ろう」って思います。
短い言葉に元気をもらうのです。
家の中だけではなく、仕事でもそうです。
朝の挨拶で「おはようございます」がかえってくるとちょっとほっとします。
慣れない職場の中ででも「次はこうしましょうか?」「あれはこうしておきましょうか?」と声をかけると
「お願いします」「ありがとうございます」「無理しないでね」と次々と短い言葉がたくさんかえってくるのです。
働き始めて10日しかならないのに、これだけの短い言葉をかけてくれる。
そして、自分が「1」質問したことに「3」ぐらいの答えがダイレクトに返ってきます。
こんなに言葉のやりとりが頻繁で正確な職場は生まれて初めてです。
「ありがとうございます」や「お願いします」は
忙しい中でだけど、人とのコミュニケーションを大事にする職場ならではの「短い言葉」だなと思います。
もちろん「短い言葉」の中にも「悪意の塊」を発する言葉があります。
ここではあえて書きません。
私は「よい短い言葉」をいうようにして「悪意の塊」から遠ざかろうと思います。
悪い言葉はきっといつか自分に返ってくるはずですから。
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