広く浅く 狭く深く
私が大学四年のときに就職を決めたころ、
世間は超売り手市場の時代でした。
どこで調べたのかいろんな企業から電話がかかってきたり、
今では考えられないような大手企業からも「ぜひうちに」と電話がひっきりなしにかかってきました。
そんな時代に私が選んだ職業は「図書館司書」
地味、というか「おまえらしいなー」と友人から言われたものです。
採用が決まったときと、卒業式の日。
恩師は同じことを二度いいました。
「知識は広く浅く持て。でもここだけは絶対に負けないというものを一つ作れ」
若いころは本のジャンルを覚えるのに必死で、新刊情報やレファレンスに追いかけられてて
ほんとに「広く浅く」しか知識がなかったように思います。
今も大した知識があるわけではないですが、年齢と経験を積み重ねて
ほんの少しだけ「これは得意」というものが出てきました。
「ここだけは絶対に負けないものを一つ作れ」というのは
歳をとってからできるんじゃないか、感じています。
「ここだけは誰よりも負けない、私得意よ」
そんな分野をこれから「狭く深く」どんどんと掘り下げていこうと思います
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