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初天神に小燕枝師匠の「初天神」をきく

前記事では湯島天神まで散歩してお参りしましたが、
この日の目的は、その湯島天神でおこなわれる柳亭小燕枝師匠の落語会でした。
昨年の落語会から「初天神をやりましょう」とおっしゃってたのでとても楽しみにしていました。
が、始まってすぐに、師匠のお声が小さい感じ。
なんと21日に急性胃腸炎になってしまい、ずっと寝ていらしたとのこと!
この日も具合がすぐれず夕方ぎりぎりまで寝ていたときいて、少し心配になりました。
それでも、最初の「初天神」が始まると、いつもの素敵小燕枝師匠。
口が達者な子供金ぼうを上手に演じて、父親を困らせます。
この日が湯島の初天神で、参道の屋台を見てきたからか、
親子の歩いている姿が目にどんどん浮かびます。
今の屋台はずいぶん種類が変わったようですが、
昔の湯島にも屋台がたくさん並んで、飴や団子、凧を売ってたんだなと思うと
昔の時代にタイムスリップしたかのようでした。

次は「御慶」。富くじをあてた男が新年に着物を新調していろんな人に面白おかしく挨拶してまわるお話し。
この落語に出てくる「富くじ」。今でいう年末ジャンボ宝くじのようなものです。
江戸時代は湯島天神、谷中の感応寺、目黒の竜泉寺が江戸の三富として、さかんに富くじが行われていたそうです。
このお話もまた湯島天神に関するものなのでワクワク。
小燕枝師匠の語りがまたいいんです。占い師さんの淡々とした静かな口調にききいってしまいました。

休憩をはさんで最後のお楽しみはお酒の話から開始。
先代の小さん師匠のお酒のお話から小燕枝師匠の前座時代のお話しいろいろ出てきて
なにをするのかと思いきや「ためし酒」。やったー!! このお話し大好きなのです。
下働きの久造さん、大酒飲みでなんと一度に五升のお酒をのんでしまう。
その話をききつけたあるお店の主人が目の前で飲んでみろ、といって
本当に飲みきってしまうすごいお話し。
小燕枝師匠演じる久造、一升の杯を空けるたびに、どんどんと酔っ払いのしぐさが入っていきます。
口もうまく動かないようなしぐさや声がさすがベテラン。
最後の一升をあけるぞ、っというときは息をこらえるように真剣に師匠の動きを見つめてしまいました。

お体の具合がよくないとおっしゃっていた小燕枝師匠ですが、いざ始まると体調不良など
感じさせぬ芸達者ぷりで、プロの中のプロだと感動せずにはいられなかったです。
早くお元気になって、今年もまた師匠の落語をたくさんききにいきたいと思います。




そうそう、この日はお年玉ということで、師匠からいろんなプレゼントが出されました。
私、師匠にじゃんけんで勝ちまして、小燕枝師匠のてぬぐいをゲットしました~♪
一生の宝物です。使うのもったいないから額にいれて飾ろうかしら。

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