車だけど「うちの子」
家人が初めての車にBMWのMINIを購入してまもなく5年になります。
車検時期だけど、タイヤとバッテリーは確実に交換になるし、なんて考えていたところへ
「新車にしませんか」と営業さんからお話しがきたので、
二人でディーラーにいってお話しをききました。
最新型のMINIに試乗して、今よりも維持費やコストが安くなることもきいたけど
家人は「買い替える」とはいいませんでした。
営業さんは「買い替えるのに何が引っ掛かってるのですか?」と問いかけた時
家人はこういいました。
「今のMINIをもっと走らせてあげたいんです」と
家人の車ですから、買い替えるもよしこのまま乗るもよしと口をはさむつもりは
全くなかったのですが、この言葉をきいて「この人は、今のMINIを本当に好きなんだな」と
ちょっとだけ見直しました。
私は助手席専門ですが、今の車はとても好きです。
車には全く詳しくなかったのに、東京モーターショーで初めてMINIと出会って、「外車でもこんな小さな車を作るんだな」と思ったのと何よりかわいいデザインが魅力的で「いつか買えたらいいね」なんて言ってました。
私が骨折をしてから不自由な生活が続き、車を買うと決断したときも「軽を買うのかな」と思ったいたら
本気でMINIを買ってしまいびっくり^^;;
こんなに高い車うちにはもったいないよ、と思いつつ、週末にせっせと車を掃除したり
楽しそうに運転している姿をみて「やっぱりこの車でよかったんだなー」と思いました。
「ただの鉄の塊」といってしまえばそれまでですが、
人というものは不思議なもので、「物」に愛着や愛情を持ちます。
高校時代、友人が通学に使う自転車に名前を付けてたことがあります。
なぜ人は、無機質なものにまで「愛」を持つのか?
それはやっぱり自分たちの日々の生活を支えてくれているものだからなのかなと思います。
人の感情は不思議なものです。
今回車を買い替えれは燃費もよくなるるし、維持費も安くなったはずなのに
「今のMINIをもっと走らせたい」
そういって、乗り続けることを決めました。
物に対しても「愛情」をかける。
家人の中でうちの車は「家族の一員」なんでしょうね。
そんなわけで、3月の車検ではタイヤ交換バッテリー交換、あともろもろあって
ものすごいお金が飛んで行きそうですが、
かわいい「うちの子」のために家人がんばって稼いでくださいね。
私は陰から見守っています(しれっと他人事)
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