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秋葉原〜湯島天神散歩

昨日は湯島の落語会のついでに秋葉原から歩いてみました。
本当はもっと早い時間に出てゆっくり歩きたかったのですが、朝からおなかの具合が珍しくよくなく、様子を見ながら出発したので、秋葉原についたのは夕方日没前。



万世橋から神田川沿いにてくてく歩くと鉄橋が見えます。
黄色いラインが入った総武線各停の電車が音を立てて通っていきます。
私この橋がずっと気になっていたのです。
「なんだか古そうな気がする」って。
帰宅して調べてみました。
「松住町架道橋」。なんと1932年、昭和7年の建築物でした!!
この橋を造ったのは東京石川島造船所(現IHI)。造船所が作ったのもびっくり。
当時この付近は路面電車が交差して非常に交通量が多かったため、交通に支障がないようにと
アーチ型の鉄橋をかけて総武線を延伸したそうです。
戦前の鉄橋がまだ現役で活躍してるってかっこいい!! メンテナンスも大変でしょうけど
これは残してほしいなと下からまじまじ見てしまいました。





さて、この鉄橋をあとにして、神田明神下交差点からからゆるい坂道を歩きます
途中に湯島聖堂もありますが、今回は素通り。
短い参道をぬけると見えてきました。神田明神。
今はこの神田に鎮座してらっしゃいますが、もともとは730年に創建され千代田区の大手町付近に
あった神社だそうです。その後徳川家康の江戸城築城、増築にともない二度移転し、その後
現在の神田に落ち着いたようです。
1月も下旬でしたが、本殿ではスーツ姿の会社関係者の人たちが大勢、新年の祈祷を
うけてらっしゃいました。




さて、神田明神の脇を出て、ここからは急な上り坂「清水坂」といいます。
本郷台地の先端というか、端のほうを登っている状態です。
途中に「実盛坂」というお能の「実盛」にちなんだ名前の坂がありますが、



こんな急階段。こわくて下れません^^;;





階段と坂道を上って登り続けて、やっと着きました湯島天神。
この日は「初天神」(今年最初の縁日)で、お店がでてるー!! と思いきや。




すでに日没をすぎ、お店はほとんどしまっていました・・・残念。
でもしっかりお参りをしてきました。
学問の神様ですから、私の再就職がうまく行きますように、と
もっとたくさんの知識を身につけられるようにお祈りしてきました。
かなうといいなー。神様には頼んだのだから、あとは自分の努力次第ですね^^;




さて、この初天神では、この日だけの「木鷽」(きうそ)というお守りが売られます。
「鷽替え神事」というもので、日ごろ知らず知らずについてしまう「嘘」を木彫りの鷽に託して、天神様のところで「本当のこころ」に変えていただくものだそうです。
生まれて初めて木鷽をみて買いましたが、世の中にはまだまだ知らない神事や行事があるんだろうなと
木鷽をみて思った次第です。

今日の記事はここまで。湯島天神での落語会の様子は次にまとめたいと思います

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