ブラック企業大賞ノミネートを考える
昨日は今年の流行語の発表があった一方で
「ブラック企業大賞」10社が発表されたのはご存じでしょうか?
実はこの中の一社に9月まで働いていました。
選定理由を読んで「納得」と「複雑」と両方の気持ちが混ざりました。
私の元勤務先、とっても大事な仕事をしています。
仕事自体は面白くてやりがいがありました。仕事の内容自体は。
一緒に仕事をしている人たちに問題がありました。
一部署しか知らないので「そんなことない」とおっしゃる同業者の方もいるかもしれませんが、
私が6年仕事をして感じたことを箇条書きにまとめます。
・旧役所なので役所体質が抜け切れず、赤字を抱えているにもかかわらず危機感がまったくない。
・仕事をする人、仕事をしない人の差が非常に大きい。
・何かしらのミスがあったとき「どう改善するか」ではなく、「誰が犯人か」で話を終わらせる。
・セクハラ、パワハラが常態化。上から改善指導が入っても変わるどころか上司いじめがはじまる。
・モチベーションが常に低い。
他にもあんなことやこんなことや枚挙にいとまがないのですが、大まかにいうとこんな感じ
ノミネートされた理由に「パワハラ」という言葉がしきりに出てきていますが本当に多いです。
私が退職を決めた理由にも少しパワハラが入っています。
仕事を引っ張っていたベテラン勢が見切りをつけて次々に退職していく中
「この職場から学ぶものはもう何もない」と感じた時、やめることを決意しました。
もしも、もしも同業種の仕事を探すなら、もどっていいと思うときもあります。
仕事はすきでしたから、できることなら小さな支店でなく、
もっと大きな支店で仕事のことだけ集中して考えられるところに行きたいです。
ノミネートには納得ですが、今もあの会社には友人が何人も働いています。
ブラック企業の大賞なんて受賞してほしくないし、会社がなくなってもらっても大いに困ります。
ですから、みんなが気持ちよく働けるように風通しがよくなることを願ってこの記事を書きました。
一人ひとりの意識改革が進んで、少しでもいい方向に向かいますように。
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