れんのこと
ブログをお休みしていた三年半のあいだにいろいろなことがありました。
私にも家人にもいろんな変化があり、そして大好きな猫たちにも。
今日12/1は三年前に愛猫「れん」がなくなった日です。
七歳をすぎたあたりでしょうか。それまで病院知らずだったれん、
腎臓のクレアチニンの数値が引っ掛かりまして、再検査で腎不全が発覚しました。
腎不全用の療方食に切り替えまして、約三カ月に一度の血液検査がはじまりました。
そのあいだに、腸閉塞や頻繁に起こる血尿で二度入院しました。レントゲンも何度もとりました
もっと早い時期に大きな検査をするべきだったのかもしれません。
私はずっと腎臓と泌尿器系の病気なんだなと思っていました。
2013年11月中旬、呼吸が荒くなり病院で検査、そして入院。
末期の肺がんで余命一カ月を宣告されました。
それから二週間後の12/1、0時過ぎに息を引き取りました。
過去を振り返っても仕方ないのですが、ときどき悲しくなります。
もっと細かく検査をすべきだったんだろうか、早い時期にがんの疑いをなんで考えられなかったんだろうか、と。
もっと早くきがついていたら、もっと長生きできたんじゃないか、なんて。
れんとようの二匹の暴れっぷりをしかたないなと言いつつ笑ってみてられたんじゃないかと。
れんとは10年と四か月生活をともにしました。長野で出会って一緒に引っ越しもしました。
苦しいときも悲しいときも、ずっとそばにいてくれて、
時には猫らしくあばれ、時には悟りの僧侶のように目をつぶって天を仰ぎ
時にはなぐさめてくれるかのように膝にそっと座ってくれました。
私にとっては子供というより、人生の先輩よき先生だと思っています。
何匹もの猫を見送ってきましたが、私の中では死ぬまで忘れられない子です。
今の私は一匹だけになってしまった、ようを健康で長生きさせることが大事な仕事です。
こんな私だけど、れんはどこかでそっと見守ってくれればいいな、と思います。
追記:
以前は「まおれんのなわばり」というブログで
猫たちの様子はお伝えしていましたが、こちらはこのまま更新休止いたします。
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