神田〜上野を歩く
昨日は用事の前に早めに出て、神田から上野方面へお散歩しました。
駅にすると4駅ぶんですが、距離は3キロありません。
サクサク歩けば30分ほどでたどりつけます。
1930年にかけられた万世橋からレンガ造りの建物「マーチエキュート」をとります。
今はショッピングやレストラン施設が入っていますが、かつては「万世橋駅」というレンガ造りの駅があり
東京駅ができる前は、ここが鉄道交通の起点となっていました。
このアーチ型の建物は1912年創建当時の階段やホーム、1912年に増築された階段が
そのまま残っていて、当時のホーム(現在はカフェスペース)から中央線が行き来するのを間近でみられます。
遠くには昌平橋や山手線の行きかう姿も見ることができるビューポイントです。
さて、万世橋から上野へ向かって中央通りをてくてくと歩きます。
秋葉原に入ると電気店やサブカルチャーのお店が目につきますが
私の目に留まるのはこれ↓
秋葉原は「外神田4丁目」がメインですがその昔は神田田代町と呼ばれていたそうです。
この看板から読みくと、大火で神田周辺が消失し、火除け地として区画整理や町の移転が行われたようです。
こんな看板をみるたびに、町の変遷や地名の変化がわかるので、見つけた時はまじまじと読んでしまいます^^;
そしてときどき、こんな面白いものも見つけます。
トイレ正面入り口、今はどこもかしこもクリスマスのイルミネーションや飾りでいっぱいですが
まさか、トイレのサインまでがクリスマス仕様。ここまでするとは・・・^^;;
さらに歩いて行くと、どらやきの有名な「うさぎ屋」、上野風月堂本店と、昔ながらのお店がぽつぽつと
あらわれます。
昨日は呉服やさんのギャラリーで開催されていた「真田丸衣装展」をみてきました。
展示物は撮影禁止でしたが、実際の俳優さんが着用していた着物の数々やカツラなどが
数多く展示されていました。
淀殿の衣装が豪華絢爛、丁寧に刺繍がほどこされ、テレビではおそらく映らないであろう細部まで
きちんと縫いあげられていました。質素な着物から天下人の派手な衣装まで、これがデザインから始まり
手縫いで作られたと思うと、テレビをみるイメージが変わりそうです。
今日のお散歩はここまででしたが、
上野の最後の目的地は落語協会だったのです。
その記事は次にて。
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