デルトラとドラゴンライダー その2
先日記事にした二つのファンタジー小説の続きを読み進めている。
「デルトラ」シリーズは七巻まで読了し
残すはあと一冊となった
ここまで読んできた感想としては
やはりベテランの作家の作品だけあって
安心して落ちついて読める
低年齢の子供を意識したつくりになっているし
テレビや漫画好きの子供たちにも読んでもらおうという
しかけがいくつもある。
純粋な子供向けの物語としては枠から外れている部分はあるが
活字離れのはなはだしい昨今、
ゲーム感覚で謎解きやしかけがあるという話もOKなんだろうか
でもこの本をきっかけにして、
子供たちがたくさんの物語を読んでくれればいいな、という
思いにいきついた
さて、ドラゴンライダーシリーズは
「エルデスト」上下巻を読了
最初の「エラゴン」よりも読み応えのある
二冊で1000ページをいく作品だ
前作からの続きであるが
この「エルデスト」からもう一人の主人公となる
ローランの戦いの物語が登場する
この話が主人公エラゴンの話より断然面白い!
この二人の話が交互に展開していくのだが
ローランの出てくる章ばかりを真剣に読んでしまう(^^:)
愛する女性を奪われ、村の仲間が次々と犠牲になり
ローランが戦いの中へ身を投じていく様子が主人公よりしっかり作られている
もちろん主人公も少しずつ成長してはいるのだが
ヒーローものの定番のストーリー展開で
悪いがきっと彼はこうなるんだろうという先はみえている
なので、私はローランを応援する!
最初は「うーん・・・」としかめっ面で読んでいた「エルデスト」だが
下巻のラストで俄然面白くなってきた
が、しかし実はこの続きはまだ出版されていない
「三巻につづく」で終わっているのである!
くぅー、この本の出版から三年もたっているのに
まだ続きがでてないなんて、ファン泣かせな作者である
続きはどうでもいいかなぁなんて思っていたが
ローワンの今後が気になるオバサンとしては
早く手に入れて読んでみたい
« ブルックナー交響曲全集 | トップページ | 病気再発 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 司馬遼太郎『街道をゆく』(2017.01.11)
- デジタルとアナログは共存できるか その2(2016.12.27)
- デジタルとアナログは共存できるか(2016.12.20)
- 最近読んだ本(2009.01.31)
- 思い出のスポ根マンガ(2009.01.29)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント