さよなら、スミレちゃん
熊本の白川沿い、昔からの静かな住宅街の中に
古いお屋敷がありました。
薄暗い玄関、土間の台所、ふたま続きの大きな和室に、長い広縁、離れにはおばけの出そうな厠
お庭には大きな木が生い茂り、池があり、築山もありました。
そこが母の実家、スミレばあちゃんのおうちでした。
屋敷の大きさのせいだったのか、それともばあちゃんの威厳だったのか
スミレばあちゃんの家に行くと、いつもこわかったことを覚えてます。
そんなスミレばあちゃんが、月曜になくなりました。
私と家人が一緒になったとき、
「もう結婚せんのかと思うとったよー」といいながら、嬉しそうでした。
あれから一度もあえないまま、天国へいってしまったなんて・・・
会いにいけなくて、ごめんね、ばあちゃん
享年97。天国でじいちゃんと幸せになってね。
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